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設計というお仕事。その2

今日は久しぶりに気持ちよく晴れましたね。
気温も上がっており、薄い上着で良さそうです。

しかし、どこに行っても街中でも、
マスクを着用されている方がまだまだ多く、
花粉や飛来物が収まるまでには、もう少し時間が掛かりそうです。



設計というお仕事の2回目です。


「設計」


というと、


「カッケー!」


なイメージをお持ちの方もそこそこいらっしゃるようですが、
(あれ?そうでもない?)

初対面の方に名刺を差し出すと、


「わ、設計士さん?カッコいいですねー!」


などと面映ゆくなるようなことをかなりの頻度で言われたりしますので、
世間的なイメージはそう悪くないのでしょう。


同じく、デザイナーというと、
カッコいい!イメージです。


共通するのは、


「クリエイティブ」


な仕事である、認識を持たれていることです。


確かに、計画したりデザイン(意匠のこと)したりと、
目に見える形が成果物であり、
それが対価として仕事が成り立っていますので
そういう一面は確かにあります。


設計という仕事に対する私の認識は、


「総合プロデューサー」


に近いですね。


選手でもなく、監督でもなく。


コアにはクリエイティブがありますが、
それをいかに実現するか、
を総合的に考えて実行に移していかねばなりません。


実現できないものは論外として、
こうしたい、
こうやりたい、
という明確な目的を持ち、
そこに至る道筋と手段を講じます。


そこには、資金的なことも含まれます。
(少なくとも私はそうです。)


ものすごくカッコよく、デザイン的に素晴らしい!
ものであっても、資金的に可能であることが条件です。


そこで思い出すのが、
「東京オリンピック 競技場問題」
です。


設計というお仕事。その2_e0390497_12093472.jpg

現在、工事が真っ最中!のスタジアム完成予想図です。
日本を代表する建築家である、


隈研吾先生の設計です。


アンビルドの女王と言われていた、
ザハ・ハディド
の案に一旦は決まったものの、様々な経緯を経て、
結局は中止となりました。


設計というお仕事。その2_e0390497_12093629.jpg


ザハの案(コンペで決まった時点のもの)はこちら。↑

理由は多々あるようですが、
建築費問題もかなり言われていましたね。


余談ですが、こう見るとザハのデザインって、
カッケー!
と、私は思いますが(笑)、
急逝されたこともあって実現できなかったのはちょっと残念ですね。


比較するのには、規模が違いすぎるとしても、
建築物を実際に作る点では、同じです。


この度の「家づくり相談会」の内容に

”資金のこと”

を加えているのも、そのためです。


私がお伝えするのは、
ファイナンシャルプランナーさんが行われる
いわゆるライフプランではなく、


家づくりが始まる前から
何にいくら必要で、

前、
途中、
完成時、
完成後、

のどのタイミングで
どのような資金が、
いつ必要で
誰に、
どのように支払うのか、


を、お伝えするものです。


皆さん、


いくらかかるの?


が、最初に気になります。
徐々に具体的に進むと、


いつ、いくら、誰に払うの?


が不明であることに気づきます。


というのも、建築工事は皆さんがお馴染みの
車や家電製品と違って、


「請負契約」


になるため、
段階を追って適宜の支払いになるため、
ほとんどの方が未経験のはずです。


工事に伴う資金の流れを理化していない場合、



え!何この請求書?!
今支払うの?!



と、ビックリ仰天、
定期預金にしてるんだけど!
会社の財形貯蓄はすぐに降ろせない!


などとなって、慌てふためく事態になりかねません。


クリエイティブをスムーズに実現するためには
資金を明確にしておく必要があるのです。


「知っておくこと」


が、お互いにとっての最大のリスクヘッジであるわけです。


途中で変更が生じ、
追加や減額が起こったとしても、
全体の流れが(なんとなくでも)つかめていたら、
対処がスムーズですよね。


準備を含めると、
家づくりには約一年近くを要することがほとんどです。


しかも、金額は多大な額。


金額相当に、
それにまつわる、
権利や税金も発生し、
それらがいかに重要であるかを
これまでに
未経験で知らなかった方も多いわけです。


もちろん、一度説明を受けたからと言って
一度ですべてをご理解いただけるほどの量ではありませんので、
途中でまた振り返って確認することもあります。


が、全く初耳!
でなければ、


あ、そうでしたね、ここに計上されていますね、
良かった~~~!


で解決するわけです。


ということで、設計士のお仕事なのにお金の話を次も少し(笑)・・・。




<スタジオエンネ家づくり相談会開催>

「いつもの毎日を、より豊かに。」

来年は消費税増税が予定されていることもあり
今後、工事がタイトなスケジュールになって
いい職人さんの確保が難しくなる可能性が高いです。

超高性能住宅に関心があるけど、詳しく聞いてみたい、
資金のことをもっと詳しく知りたい、
個別に具体的に相談をしてみたい、

などなど、
ご新築(お建て替え含む)、リフォーム、など
お住まいをより良くする工事にあたり
本格的に着手される前にお気軽にご相談を頂くため、
相談会を開催いたします。

ぜひ、お声がけください。

開催内容は以下の通りです。


開催日  : 4月48日(土)、29日(日)、30日(月)


開催場所 : スタジオエンネ(東広島市八本松町正力10130-86)

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       お申し込みの際に、ご希望を承ります。


開催時間 : どちらの場合も、ご希望の日時をお知らせください。

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連絡先  : ✉ info@enne-9.com

  ☎ 082‐428-5893  もしくは、090-9736-5246(松下)

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料金   : お越し頂く場合、伺う場合、どちらも無料です。



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by enne009 | 2018-04-18 12:39 | Comments(0)

身軽に暮らせる家を提案します。


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