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設計というお仕事。その5

GW前に、いいお天気続きですね。

広島では、GWと言えば「FF」こと、
フラワーフェスティバルがあります。

開催中に必ず雨天が入ることでも有名ですが、
(そうでもない?)
そうでもない?今年は、晴天続きだといいですね。



設計といえば、「雨」。
雨との闘いも課題の一つ。


いや、ホントです。


いわゆる、雨漏りはもちろんのこと、
上から降ってくる雨に対し、
雨除け、
水はね(水しぶき)
なども考慮する必要があります。


雨漏りは重大な瑕疵にあたるため、瑕疵保険の施工基準でも
厳しく規定されていますが、

雨をよけること、や、水はね(水しぶき)は、※瑕疵に相当しないため
(※重大な欠陥)
軽視されているかも知れませんね。


設計というお仕事。その5_e0390497_14465623.jpg


縁側を屋根下に設けた例です。↑




”雨による水はね”


って何?

ですが、


デッキ、縁側、玄関ポーチ、など、
外部にあって、
地面より高い部分にあり、
室内の床に近い部分、
は、屋根下でなければ、雨に打たれ、床にあたった雨は跳ね返って飛び散ります。


水って、思ったより遠くに飛ぶんですよ。


雨がはねた部分は、かなり広くびしょ濡れになります。


普通に考えて、
デッキなどに、雨を外に落とすための”勾配”を付けていることは
ほとんどありません。

何故なら、歩く部分だからです。

玄関ポーチは、かなり面積が広ければ多少あるのかな?

デッキは、木材間に隙間を設けますが、
その隙間から跳ね返った雨が落ちてくれることもありません。
(ざぁーっと水を流せば、隙間から落ちることもありますが・・・)





雨は上から落ちてくる


のが自然の摂理、
当たり前のようですが、重要なポイントですね。


リビングの掃き出し窓に連続させるように
広々と作った”デッキ”(外リビングともいう)に、

強い雨ふりの場合、
強く跳ね返って、窓にも水しぶきが飛びます。


こうなると、
降雨中は窓が開けられなくなりますし、
(はねた水しぶきが室内に入ってくる可能性があるため)

また濡れて滑りやすくなっているので、
危険性も高まります。


外部に設置されたデッキや縁側などは
ここ最近のようないいお天気の時はとっても気持ちの良い場所なんですけどね。


また、雨に打たれることを繰り返すことで
劣化の速度は早まります。


可能であれば、
「屋根付き」
が、おススメですね。


上の写真のお住まいは、こうなっています。


設計というお仕事。その5_e0390497_14470248.jpg



設計というお仕事。その5_e0390497_14470419.jpg


玄関ポーチ、縁側部分、が全て屋根下、
そして、屋根の方が出ている、
ようになっています。



外で食事をするのが気持ちいい季節になり、
カフェやレストランの、テラスと言われる部分で
ランチをしたり、
お茶を楽しんだり、
が、楽しいシーズンです。


私も、こういった部分での食事が大好き。


でも、できれば、お店であろうと屋根下が望ましいかな~~。


屋根によって日陰も出来るし、
雨天時でも外を楽しめますもんね。


重大な瑕疵はあってはならないことですが、
日常の潤いにあたる部分 = 楽しみな場所、
が、
避けては通れない”雨”によって思わぬ結果になることもあります。


ご予算もあろうかと思いますが、
半分外の屋外部分(ハンソト)には、

屋根を付ける

ことも、ご一考ください。


設計というお仕事。その5_e0390497_14470672.jpg

水はね(水しぶき)を回避するポイントは、
必ず、デッキや縁側部分より、
屋根の方が出ていること、
です。




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by enne009 | 2018-04-21 15:12 | Comments(0)

身軽に暮らせる家を提案します。


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