今日も暑いですね~~~!
とういうか、もうこんな気温が2か月近く続きますので、
人も建物も日射遮蔽、水分補給、を心がけて
気を付けながら夏を楽しみつつ、乗り切りましょう。
(毎日同じようなことばかりで恐縮です!)
さて、旅行記の最終回はパリ編です。
パリについたらすぐに行くべし!とパリ通の友人に言われていた通り、
到着後早速、凱旋門に上って見たパリの風景。
中心部は高層建築がなく高さがほぼ同じ、色合いも統一され、街並みが本当に美しい。
去年行ったフィレンツェと同じで、景観に対する意識の高さが半端ないです。
そうそう、昨夜行われたワールドカップでフランスが優勝しましたね!
おめでとう!
私たちが滞在中に、決勝進出が決まり、
パリ市内は大盛り上がりでした。
よるテレビをつけると、凱旋門からつながるシャンゼリゼ通り(かなり広い)に
人がわんさか繰り出している光景が映し出されていました。
ホテル近所のカフェ、レストラン他、テレビのある所は超満員で大盛り上がり、
ないお店は閑散としていたそうです。
(友人談)
ロンドンからぺりへの移動は、ユーロスター(鉄道)で!
イギリスからフランスへ渡るため、出国審査もあります。
コッツウォルズに同行されていた現地ガイドさんから、早めに行った方がいいですよ、
と聞いていたので、
出発時間の2時間前にセントパンクラス駅にタクシー(運転手さんがめちゃ親切でした!)で到着。
話の通り、いろんな国の人がチェックインのため大行列!
が!早すぎて(汗)まだダメと言われ、
しばしカフェ(PAUL=有名なパン屋さん)でクロワッサンを食しつつ待つことに。
美味しかった~~~!
PAULは、三越などのフランス展に出店しているそうですね。
個人的には20年ぶりに訪れたパリ。
私的に一番の目的は、ルーブル美術館再訪です。
午前中とあってさほどでもなかった行列を経て、有名なガラスのピラミッドから入場。↓
日本人アーティスト”名和晃平さん”の作品(と、帰国後知った)がお出迎え。
さすがは世界一の美術館。
入場すると、とにかくビックリするほど人が多い!!(;^ω^)
世界中からの観光客で”ごったがえす”とはこのこと。
ネットから入場予約しておいて良かったーーー!
(全てにおいて言えますが、美術館、建造物は事前予約がおススメです。
予約の列とチケット購入の列は別のため、早く入れます。
午後になって外に出たら、入場には卒倒するほどの大行列になってました。)
ここは絵画に興味薄の方でも、”見たことある、知ってるわ”の作品だらけで十分楽しめます。
先ずは押さえておくべき有名作品第一弾、「サモトラケのニケ」。
めちゃくちゃカッコいい!
世界中共通のツールであるスマホでバシバシ写真を撮られています。
フラッシュはダメですが、基本的に撮影はOK。
続いては、「ミロのビーナス」。
本当に美しい。
ご覧の通り、普通に置いてあります。
いよいよ、大本命の「モナリザ」へ。
好き嫌いの域を超えて、世界中で共通の”常識”となっているとあって
モナリザ展示までの矢印があり(とはいってもやや分かりにくいですけど)、さほど迷わず辿り着けます。
はるか遠く、防弾ガラスの向こうにあるのがモナリザです。
晩年のダヴィンチを迎え入れた、フランソワ一世(の肖像画もここにあります)のお陰様でここにあるわけですが、
(中野京子さんの本で予習済)
この人だかりを見ての通り、レオナルドがフランスに及ぼしたのは天文学的な恩恵ですね。
広い広----い、ルーブルですので、
これを見る!と決めた作品を目指して回るのがいいかと思います。
私は、フェルメール、ルーベンス、レンブラント、等々とご対面出来て大満足でした。
大好きなフェルメールの前で熱弁をふるう?自分(汗)↑
さて場所は変わって、バスで一時間ほどの郊外にあるベルサイユ宮殿へ。
今回の旅行で最も並んだのがこちら。↑
気温が下がって上着必須の中、入場までに1時間はかかりましたね。(T_T)
これぞベルサイユ!で有名な「鏡の間」。
(人の多さがお分かりでしょうか?)
「朕は国家なり」で有名な”太陽王”こと、ルイ14世にご対面!
マリー・アントワネットもここにいたのね・・・。
どこもかしこも広い建造物を歩き回って疲れたところで、
晩御飯は、予約は不可とホテルで言われた有名なビストロの”ブイヨン・シャルティエ”へ。
早めに行ったため無事には入れました。
店内はクラシックな内装で天井も高く、古き良きパリな風情です。
やっぱりこれを頼まなきゃ!の”エスカルゴ”を注文!
美味しかったーーーーー!
(この後追加注文したほど。)
注文はこんな風にテーブルにメモがされ、ここで精算してくれます。
気取らないビストロらしくていい感じ。
(一応、チップをはずんだので、ギャルソンが機嫌良かったです。笑)
がっつりあって、凝ってない味、しかも、お値段がリーズナブル!
再訪したいお店ですね。
こちらも大行列を乗り越えて入った、「ノートルダム大聖堂」↓
数百年の超長い時間を掛けて建造されており、様式も複雑だそうです。
大昔の中世だと、こりゃ神様を信じるよね、
と、素直に思えるステンドグラスの美しさは悶絶級。
事前にチケットを入手できたため並ばずには入れた「オルセー美術館」↓
レプリカも売っていた「ポンポン」↑
オルセーもすんごい人でした。(^^;)
誰もが知っている、セザンヌ、モネ、マネ、ルノアール、ゴッホ、ドガ・・・
ここも美術ファンでなくても楽しめます。
ロンドンもパリもさすがに世界の観光地だけあってどこへ行っても大勢の人でしたが、
4人で助け合い知恵を出しつつ、予定をすべてクリア!
日本の状況を気にしつつも、楽しみながら駆け抜けた7日間でした。
最後に、どこへ行ってもトイレに備え付けてあったのがこちら。↓
ダイソン(イギリス)のジェットタオル(?)です。
デザイン性の高さ、風量の強さはさすがにダイソン!
あとは、美術館、教会、代表的な駅など、大きな建造物でいつも感じるのが、
「正面入り口はどこ?」
です。
大き過ぎて全体が見渡せないため、正面が良く分からない・・・。
下手するとチケット売り場に辿り着くのも一苦労ってとこも。
無駄な時間、労力を費やさないよう、予習して行くしかないですね!
昨日は使えた地下鉄駅がエスカレーターの故障で使えなくなっていたり、
間違えて、お子様用チケットを買ってしまったパリの地下鉄(カルネ=10枚つづり)や、
ホテルの精算で間違われそうになったりと、
旅につきものの小さなアクシデント(自分達のミス含む)もありましたが、
概ね予定通りのスムーズな旅でした。
楽しかった旅も終わり、
日本に到着して、いの一番に感じるのは「蒸し暑さ」(=湿気)でした。
ロンドンもパリも本当にステキな街でしたが、
街の美しさ(ゴミが落ちていない)、トイレは日本の方がいいかな?(笑)
今回最も身に染みたのは、皆さんに親切にしてもらったこと。
何せおのぼりさんのため、グーグルマップや地図はあってもイマイチ分からない。
(ギャラリーラファイエット(パリ)など、同じ場所にいくつか分かれていて、
しかも景観維持のためか大きな看板が出ておらず、どれが何館か分かりにくい。)
通りすがりのイギリス人、フランス人につたない英語で聞くわけですが、
皆さん、すごく親身に教えて下さいました。
特に、朝の通勤時間で先を急ぐパリジェンヌに聞いたとき、
懇切丁寧に教えてもらったにも関わらず、
今一つ理解が出来ない私たちを気遣って、
離れたところからしばらく見守ってくれていたパリジェンヌ。
約束の時間に遅れそうになって超急いでます!というと、
オッケー!と最も近いところまで送ってくれたタクシーさん(ロンドン、パリ)。
地下鉄で席を譲ってくれたパリジャン。
(年配と思われた?)
出会った皆さん、本当に有難うございました!
こういう”人”との出会いが国、街の印象をアップさせるんですね。
私も自分で出来る限り親身に対応しよう!
と、思ったのでした。
イマドキだなー、と今更ですが感じたのが、
世界中の誰もが、スマホを持ち、検索し、連絡を取り合い、写真を撮っていたこと。
地図あり、翻訳機ありで、ものすごく便利です。
(が、電池の消耗早し)
持参は必須ですね。
(それでも場所は聞いた方が分かりやすいけど。笑)
旅のレポートは、今回で終わり
明日からは通常のブログに戻ります!
来年はどこに行こうかな~・・・?(笑)