危機管理。その４
2018年 07月 20日
連日の猛暑で、日中はちょっと外にいただけでバテてしまう残念な私です。（泣）
外で仕事をされる皆様、どうぞ十分にご自愛下さいませ。
今日の予報はこんな感じです。↓
関西（特に京都）、九州（福岡）では、最高気温３８℃がしばらく続くとのこと。
うわ～～・・・というより、ちょっとした恐怖を感じるほどです。
予報を見て一番びっくりしたのが、
沖縄より、仙台から西の方が最高気温が高いことです。
ヒートアイランドが進んでいるのかどうか、ですが、
熱中症で病院に搬送されたり、
最悪は命を落とされる方が毎日のようにニュースになっています。
これはもう”どう凌ぐか”しかないですね。
2011年に東北で起きた大きな災害のあと、
夏を迎えて省電力が強く意識され
「エアコン（冷房）を使わないこと」
が、省エネのシンボル？的なイメージになった時期があったかと思いますが、
今でも、その流れは残っているようです。
実際に、数年前にご新築間もない方からのご相談で伺ったお住まい（しかもそこそこ街中）には、
エアコンがなく、
室内がものすごい高温になっていました。
エアコンなしの”通風”で夏を過ごせる家にしたかった、とのこと。
意外と同じようなお考えの方は今でも多く
「通風」が大好き♡
のイメージを覆すことの難しさを感じます。
このブログでは何度も書いていますが、
冷やすことが出来るのは、エアコン（冷房）だけです。
高温になった外気を室内に入れても、
室温が下がることはありませんし、
むしろ逆効果。
特に午後から夕方にかけて”凪”の時間帯がある広島市内（海側）では
風が通り抜けることも難しいと予想します。
（通り抜けても室温を下げることは出来ませんけど・・・）
とにかく、
暑いと感じたらエアコン（冷房）をつけて
冷やす、ですね。
暑さをどう凌ぐか、
日々を元気で過せること、
これらは
仕事、勉強、日常生活などのパフォーマンスに
大きな影響を与えます。
家は、身体を休めて明日に備える場でもあるわけですから、
夏（や冬）をどう過ごす家になっているかは、
自分自身と家族のための危機管理ではないでしょうか？
夏（冬）を耐えて乗り切るのではなく、
快適に快調に過ごす、
いい状態を維持することは、
自己管理です。
この時期に有難いのは、
太陽熱温水器（熱利用）
と
太陽光発電（光利用）
だけでしょう。
これから家づくりをお考えの方は、
西日本は夏対策が重要であることを念頭に、
しっかりと、断熱（高性能窓を含む） ＋ 気密 を計画したお住まいをぜひご検討下さい。
太陽熱温水器も、太陽光発電も、後日の設置が可能ですが、
断熱気密は後日となると、かなり難しい。
冷やすのはエアコンですが、
先ずは、熱を室内にいかに入れないか、が夏の危機管理となります。
自然から人を守る建築とは、構造だけでなく、
断熱気密も同様なのです。
どんなお住まいをご希望ですか？の質問に対し、
寒くない家がいいです、とおっしゃる方が多いですが、
ここ最近は、”暑くない家”のご希望も増えてきました。
暑くない家は、「ぐっすり眠れる家」でもあります。
元気をチャージするのは家の本質、夏バテ知らずの家にしませんか？
スタジオエンネでは、下記の予定で家づくりのご相談会を開催いたします。
●開催日 ： ８月4日（土）、５日（日）
●開催時間 ： 午前１０時～午後４時
●開催場所 ： スタジオエンネ（東広島市）、もしくはご指定の場所（ご自宅など）
●参加費 ： 無料
ご相談をご希望の方は、
スタジオエンネHPのお問い合わせフォームから、
もしくはお電話でご希望の日時と、場所をお知らせください。
電話番号 ： 090-9736-5246（松下携帯）
お問い合わせフォームからのお申し込みの場合は
追って松下より返信をさせて頂きます。
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by enne009
| 2018-07-20 12:00
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