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チャレンジ。その6

今日から9月ですね。
気温もさほど上がらず、終日しとしとと雨が降り続きそうです。

夏休みも終わり、週明けから学校もスタート!?ですかね?
親御さんの中にはやれやれと、ほっとしていらっしゃる方もあるのかも?

9月って、気温的にはまだ確かに夏なんですけど、
私の中で何となく”秋”ってイメージがあります。

しかし、その前に台風も接近中ですので気をつけたいですね!



さて、昨日の続きです。


私はウッドステーションの関係者でもなく、
その回し者ではありませんが(笑)


快適性と省エネを目指して住宅やビルが高性能化し、
それにつれて建材が重量化の一途をたどり、
現場は過酷化し、職人さんの負担が増す一方、
職人さんは減少の一途をたどっている・・・
という現状があり、


「大型パネル」

そのひとつの解決方法として有効だと思います。



チャレンジ。その6_e0390497_11000569.jpg





これまであった「パネル工法」(主にフランチャイズ方式)と大きく違うのは、
本部が決めた仕組みに従うのではなく、
こちら側が決めた仕様で自由に依頼できる点です。


断熱材も、耐力面材も、他もほぼこちらの希望通りになります。←ここ重要!


というのが、
いつも決まった仕様ってわけじゃないんですよね。


建築は土地あってのものであり、
建築地によって法律も違えば、
コストによって、
お客様の都合によって、
断熱材、窓、などの建材は常に同じというわけにもいかず
ケースバイケースで変える必要があります。


そこに対応できるのは大きなメリットです。


つまり、昔あって今はほとんどなくなった”作業場”のようなものですね。
(工業化ではなく、”工房化”と言われるのもしかり)


しかも、多大な加盟料や、毎月の負担金?(開発料やシステム使用料の負担分)もありません。
そりゃそうだ、こっちがやり方を指定するんですからね。
(ただし、木造在来工法に限定)


自らやり方を指定するため、
構造計算などは自分でやらねばなりません。
これも当たり前と言えば当たり前。


また現場の過酷な労働から
職人さん(主に大工さん)を助けるだけでなく、
職人の仕事自体の在り方が変わる可能性があります。


どういうことかと言いますと、
やはり、IT化と関連しています。


住宅には、


「手作りのぬくもり」


をイメージ的に重視する向きがありますが、
人の手作業と、機械で行う作業とどちらがより正確で迅速か?
あきらかに機械であって、
これはもう勝負にならないわけです。


特に構造に関する部分は、より正確が求められ、
正確であるからこそ、確かな耐震性が確保できるわけです。


「耐震性 = 命を守る」


ことであり、
ぬくもりやイメージで担保できるものではありません。
また、してはいけません。


とかく、
「工業製品」
という言葉に拒否感を示す方もいらっしゃいますが、


人がぬくもりを求める部分と、
確かに命を担保するための部分とを、
プロは



分けて考えなければならない


と思います。


あと、工業化(工房化)することで
大工さんの仕事がなくなるのでは?


と心配される向きもあります。





「大工さんの仕事を奪うなんてかわいそう」



過酷な労働から解放されることが、
仕事がなくなるというのであればそうかもしれませんが、



本当にそれが大工さんの仕事を奪うことなのでしょうか?



仕事を奪うなんてかわいそう、
技術が落ちる、
から守ってあげなければならない、
ではなく、



大工さんを

保護される立場にしてはいけない。


のではないかと、私は思います。



どんな分野であれ
過酷な労働は今後、AIにとって代わられ、
人は機械が出来ない仕事に従事するようになります。
(設計だって他人ごとではないですよ!)


現在、設計者もほぼ全部CAD図面を採用しており、
手書き図面がなくなったように、
(これによって、ドラフター(製図台)は駆逐されましたが、
ドラフター製造会社がかわいそう・・・って誰も言わない!)


大工さんと言えど、同じです。


ITに使われ職場を奪われるのではなく、
いち早く気づき、
自らIT化し、
使いこなし、
それによって高い報酬を得られるように自分自身が進化する。


守ってもらう立場にあるものはなんでもそうですが、
そのまま保護状態にあれば
いずれ衰退する運命です。
しかも、守ってくれる人(会社)は永遠ではありません。


で、
その存在を守るために、
高いコスト(主に人件費ですね)を負担するのは誰かというと、
結局、工事代金を支払うエンドユーザーです。


結果、コストが高くなれば、
一般の人は住宅を持つこと自体が困難になり、
職人さんの仕事自体も自ずと減っていくことになります。


つまり、守るつもりが自分の首を自分でしめる負の連鎖に・・・


繰り返しますが、
本当に大工さんを必要とし、本当に守るのであれば、


「かわいそう」


と言われる立場にしてはいけない。


どうあがいても、
時代は否応なく変わり
ほんの10年前にはほとんどなかったスマホを誰もが使いこなしているように
なかった時にどうやって暮らしていたのか分からないほど、生活に必須になっています。



人は便利でコストメリットがある方に動きます。



銀行においてATMを当たり前に皆が使いこなしていますが、
数年後には窓口から人が激減することはすでに分かっています。
(でも、銀行員さんをかわいそう、守ってあげたいという人はいないような・・・)



時代の変化に抗い、
少数派としてニッチな存在となるのもひとつの立派な生き方です。
(生き残れれば、ですが)



よく言われることですが、
企業も職業も、



「変化に適応したものだけが残る」



大工さんもしかり。


早く気づき、
変化に適応した人だけが
より求められ、
より高い報酬を得て、
”勝ち組”になるのではないかと予想しています。



太陽光発電も、FITという国の助けがなくなる時からが
本当の勝負。



工業化という言葉に拒否感を”感じる”ことだけでは
問題を解決することになりません。


そこから大工さんを遠ざけ、

守ってあげることは、

逆に変化に対応できない状態を作ることになりはしないか?


人に助けてもらうのではなく
自ら変化に適応していくことが、自らを助ける。


本当にに大工さんを守りたいのであれば、
かばってあげるのではなく、
変化する時代に対応するよう促すこと、


ではないかと思うわけです。


もちろん、私自身も、ね。




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by enne009 | 2018-09-01 11:07 | 快適への道 | Comments(0)

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