今日も雨が降っていますが、
しばらくすっきりしないお天気が続きそうです。
洗濯物を乾かすに、乾燥機(兼除湿器)が活躍します!
もう30℃超えの猛暑は終わり、秋へとシフトチェンジしていきそうです。
さて、守ってあげたいの続きです。
自然の災害は被害が大きく、悲惨さを目の当たりにするため
それに対する恐怖も強くなります。
「怖い」
と素直に(?)感じます。
なので、備えることが出来る部分については備えよう!と
素直に思えますよね。
(しかし、時間が経てば何となく恐怖の記憶が薄れるのもまた事実ですけど・・・)
一方、
「暑い・寒い」
は、どうでしょうか?
今年は猛暑による熱中症で、
約100名の方がなくなられる事態となったことは記憶に新しいのですが
毎年、ヒートショックでは一年間に約1.3人近い方が命を落とされているとのデータもあります。↓
(ヒートショックが原因と思われる浴室内で溺死された方の統計)
これって、一年間に交通事故で亡くなられる方(約4千人)の約3倍近い数値ですよね。
これは、溺死だけの数値のため、
実際には血圧上昇による心疾患等を発症されるケースもあり、もっと多いのでは?と
予想されているそうです。
このグラフを見ても、
冬の循環器・呼吸器系が断然多いのが分かります。
つまり、気温と疾患には関係があるということでしょう。
これらは、高気密高断熱に取り組んでいる業界の方には良く知られたことですが、
これから我が家を持とうとする一般の方には、
ピンとこないようです。
というのが、
30~40代では、
まだ”健康リスク”について深刻にとらえるに至っていないからでしょうね。
あと、
「寒けりゃ、暑けりゃ、エアコンつければいいじゃん。」
設備さえあればどうにか凌げる、
との意識もありそうです。
身体の機能が衰えてきた高齢者や、
まだ発育途中のお子さんは、
誰の見た目にも弱い存在ですから
「守ってあげないと!」
が、特に心情的に分かりやすいのですが、
元気な大人はそうは思えないですよね。
実は、性別問わず30~40代の働き盛りこそ、
最も健康に留意が必要だと思うんですよ。
何故なら、家計を支え日々の暮らしを支えているのは、
「大人」
だからです。
働くお父さん、お母さんはもとより、
家を守るお父さん、お母さんもしかり。
日々とっても忙しく(目が回るほど!)、
自分のことは後回しにし、
お子さんや高齢者のためが最優先で動かれています。
体調を崩すと、
”家庭そのもの”が破綻するリスクと紙一重なわけです。
「健康こそ幸せの基盤」
です。
お子さんや高齢者が体調を崩された場合、
大人が面倒を見ますが、
大人が倒れたらどうでしょうか?
日常生活が何もかも機能不全に至る・・・
ことはないでしょうか?
大人が元気でいてこその、家庭の健全な運営。
家族の元気は大人の健康あってこそ
だと思うわけです。
外部要因もあり、
全く体調を崩さないことはなかなか難しいですが、
家でゆっくりと身体を休めることが出来る、
しっかり睡眠がとれる、
無駄な動きがない(特に家事動線)、
最初の二つは、温熱環境と密接な関係があることはお分かりですね?
自然災害のように、いきなり大きな被害はなくとも、
徐々にダメージを受けるのが、温熱環境。
高気密高断熱によって実がん可能な家中の温度差が僅差であることのメリットは
よく言われる光熱費だけではなく、
「医療費」を含めた金銭的な面も含め
実は家庭に与える影響が計り知れないほど大きいのです。