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先ずは、快適。その5

朝と日中の外気温の差に悩まされる日々です・・・。

しかし、お子さんは元気ですよねー!
未だに半袖姿を見かけます。

風邪をひかないように気を付けてね。



さて、昨日の続きです。

「省エネ」

OR

「快適」

か、の選択があったのは、既に過去のことであり、

今は、「快適にすれば勝手に省エネになる」 が基本です。


二者択一だったのは、
ひとつの部屋を集中的に冷暖房しなければならなかった時代のこと。


ほんの20年前まで
躯体(外皮とも言います)の強化によって
外気温の影響を受けにくくすると、
家中を快適温度に保てることが周知されていませんでした。


コンクリート造の賃貸マンションから
戸建てに引っ越すと寒くなる、のは当たり前だったわけです。


もしくは、吹き抜けを作ると寒くなるよ
は、そこそこ知られた事実でしたが、
これも、躯体性能を向上させると解消できることは知られていませんでした。


先ずは、快適。その5_e0390497_10224493.jpg

↑リビング階段は吹抜けです。躯体性能が高くないと、本当はやってはいけないことです。






お金を掛けずに、快適性も手に入れる



これが一番望ましいですよね。

これの実現には、





「躯体性能を強化する」



ことがたった一つの答えです。


あとは、どの程度までやるかになりますが、
私は、広島であれば夏の暑さを考慮して、”屋根断熱を強化する”ことが一番、
次に、窓 ですね。


窓は本当に大事です。


私的には、もう、最低でもトリプルガラスでしょ!?と考えているのですが、


これには理由があって、
(数値的なことでなく)
上に書いたように、ほんの10年くらいで何もかもが進化してしまうわけです。


家は、数十年単位で使用するわけですから


ちょっと先を見据えた設備、性能くらいで、ちょうどいいんですよ。


つい数年前まで、
ペアガラスでさえ一般的でなく、
トリプルガラスの窓は広島では見かけることは、ほぼないレアケース。


見ることが出来るデザインと違って、
温熱環境は、実際に住まないと分からないのが難しいところですが


住み始めると、猛暑、厳寒、の影響による不十分な温熱環境にさらされ、



「寒い!でもこれって、回避することが出来たわけ?」



と、気付く日が必ずやってきます。


何故なら、見た目の不満足より、
不十分な温度環境の方が生きる上でつらいからです。


住まい手が知らなかったというより、
作り手が”不要だと思っていた”事の方が多い気がします。
(もしくは、不要と考えそもそも知ろうとしない)


そこは、価値観になりますが、
私が考える快適な家とは、


先ずは暮らし続けるに相応しい温度湿度環境が整っていること


に他なりません。


これに加えて、デザイン、使い勝手、による美しい暮らしですね。


暑い、寒いに悩まされる状態は、実は貧しいこと、
なんですよ。


よく、せめて窓くらいいいやつをつけましょうよ、
というのがありますが、
妥協案的な?


う~~~ん、それってどうかなぁ?


窓だけ強化しても長い使用に耐えうるいい状態を作ることは出来ません。





高断熱 + 高気密 + 計画換気




この3点を、キチンと、全部やってこそ、
”数十年の使用に耐えうる環境”が出来ます。





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by enne009 | 2018-10-25 09:33 | 快適への道 | Comments(0)

身軽に暮らせる家を提案します。


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