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やらない理由。(大型パネル考)

気持ちの良いお天気が続きますね。

週末のお出かけには絶好の気候になりました。
どこも多いだろうなー!(>_<)

お出掛けの皆様、お気をつけて秋を楽しんでくださいね!



さて、大分県の佐伯森林組合さんの物件に続き、
京都でウッドステーションの建て方を見学をさせて頂いた際に

業界内の見学者も多数だったことも書きました。



やらない理由。(大型パネル考)_e0390497_13545959.jpg


こちらの写真は、同じ会社さんの分譲物件で、
左が、いつものやり方、右が大型パネルですね。


つまり、この会社さんは、自社物件(分譲)で
大型パネルをいつものやり方と比較していらっしゃるわけです。


左をよーくご覧頂きたのですが、
白いヘルメットを着用されている作業着姿の方のところ、

足場が一部外されているのがお分かりですか?
(外した足場は、足場に立てかけてあります)


これは、サッシを搬入するために一時的に外されました。


左の物件は、窓に該当する部分にブルーシートが張られており、
私が見学した当日にサッシ(窓:YKKAP)が運び込まれていました。


右の大型パネルの物件は、サッシ(窓:リクシル)がすでに取り付けられているため
現場にサッシが運ばれることはありません。


建材としての防水シートも現場に不要です。




ゴミが出ないのには訳がある


わけですね。


前置きが長くなりましたが、
ここからが本題。


「大型パネルはやらない」


という選択は何故なんだろう?


立地条件によって物理的に”出来ない”こともありますが、
そうではなく、
やらないという選択の理由についてです。



自分の目が行き届かない工場でやっていることは信用できない。

大工さんの腕(技術)が落ちる。

大工さんの仕事を奪うことになる。

工業化に対するアレルギー。



他にもあろうかと思いますが、とりあえず代表的な4つに絞ります。



上の二つは、「品質」に関することですね。

後の二つは、「心情的」なことでしょうか。



「品質」は、とても重要です。
確かな品質のものをお渡しするのが最重要な責務です。

とすると、現場で作ることが確かな品質を担保する最適な方法なのでしょうか?



やらない理由。(大型パネル考)_e0390497_13252448.jpg


工場での製作後、出荷納品伴い、添付される検査表。↑
品質確保の一環です。
ここまでの記録を取り、このようなものを作る会社さんがどれだけあるか?ですね。



また、大工さんの「腕が落ちる」については、
そもそも、建て方と呼ばれる一連の作業に、
大工さんのプロの高い技能が必要とされているかどうか?



やらない理由。(大型パネル考)_e0390497_13551128.jpg

現場で”組み立て”をする大工さんたち。
高い技能を要求される作業は特にない。
だから、切ったり削ったりなど細かい作業を要する”道具”が現場に出ていません。

高い技能が要求されるのは、”造作”と言われる室内作業に入ってからで、
”造作”こそ、技術を磨いてきた大工さんの技量が活かされる場面です。



「心情的」な部分については、
大工さんという職業に対する想いや
手作りに対する想いに個人差があるかと思いますが、


建て方作業をやらなくていいことが、
本当に仕事を奪うことになるのでしょうか?
奪ったとして、不幸になるのでしょうか?


また、工業化は人の敵なのか?


結論から言って、


「あなたはどんな洋服を着て、どんな車を利用していますか?」


洋服も、車も、工業化された結果、確かな品質のものを安心して利用できています。


相当昔、ミシンがなかった時代の洋服は全て手作業で作られていました。
車も同じですね。

当然のことながら、大量生産も出来ずコストもかかるため、
手作りの洋服も、車も、庶民の手に届くものではありませんでした。


工業化によって、安定した品質のものが手に届く価格で行き渡るようになったことは、
当たり前に誰でも知っています。


今、「手作業をしていた人たち」に対する心情的な想いを抱く人は皆無でしょう。



重い柱、梁を運んで組み立てること、
不安定な足場で重いサッシ他の建材を持ち運び設置する、
不確かな姿勢で釘を打つ、シートを張る、
現場は冬は寒く夏は暑い、
建材が現場にあれば必ずゴミが発生し、必然的に片付け処分が発生する、
長期間同じ現場で仕事をすることは次に行かれない、



”やらない人”たちにとって


現場の課題は何?




私にはそこが分かりませんが、
特に問題と感じていないから解決する必要がないのかもしれず、
もしかすると、単に現場はこれが当たり前、と思っているだけかもしれません。



問題の認識があってこそ、解決方法の選択が出来る。



高性能化による重量化で現場の作業が困難の一途をたどるのをどうにか出来ないか?
ゴミはどうしたらなくせるのか?
より確かな品質はどうすれば実現できるのか?



でも、全てを解決する魔法の答えはありません。
ウッドステーションの大型パネルも全てを解決するたったひとつの答えではありません。



より近い答えを自分で見つけ、
自分で利用し、
自分でひとつひとつ問題を減らしていくしか、
方法はないのです。



やらない、ことは、
ちゃんと知ろうとしない事でもあるわけで、
あ、どうせこういうことでしょ?と、自分なりの解釈で流す人ってホントに多く
で、その解釈が間違っていることも多い。



もしかしたら、うちは上手く行ってるから、
と、
実は、現場が抱えている問題に気付いていないのかも?しれず、
その”認識不足”(うちは大丈夫!という勝手な思い込み含む)こそ、
現場や人を、そして会社を窮地に追い込む理由なのではないかと思うわけです。


ある現場を知る”業界の方”がこうおっしゃいました。


「今、自分が家を建てるとしたら、

大型パネルにします。

安心できますから。」




<youko-mのミーハーネタ>

先日行った京都では、一泊しました。

利用させて頂いたホテルは、こちら。


やらない理由。(大型パネル考)_e0390497_13551749.jpg

2018年10月にオープンしたばかりの「CONGRATS HOTEL京都」(コングラッツホテル)

五条駅から徒歩5分程度のところにあります。

リーズナブルなお値段ながら、なかなのセンスの良さ☆

イマドキらしくカフェな雰囲気で、そこは京都らしくそこここに”和”のテイストもあります。


やらない理由。(大型パネル考)_e0390497_09593202.jpg

流行りの住宅みたいですよね!


やらない理由。(大型パネル考)_e0390497_09593494.jpg

いわゆるオールインワンタイプで、浴槽はなくシャワールームのみ。
安く泊まるのだったら、これで全然OKですね。


やらない理由。(大型パネル考)_e0390497_10013962.jpg


チェックインカウンター兼朝食スペース。

ポイントポイントに、”木”があしらわれているのが、カフェっぽい。

タイルの使い方も好きだなあ。

京都駅にも徒歩圏内(10分程度は歩きますが)と、利便性も良く、
また利用してもいいかも?




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by enne009 | 2018-11-03 10:07 | 雑感 | Comments(0)

身軽に暮らせる家を提案します。


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