季節の変わり目はお天気が変わりやすいですね~。
昨日は本当にいいお天気だったのに、
今日はしとしと雨模様。
明日は回復するといいなあ。
「MI7」の現場から。
BOSCHの食器洗浄機、
グローエの水栓金具、
ドイツ製のこれらはミニマム&洗練されたデザイン、かつ性能もGOOD!
日本人の感性に合っていてポイント高し。
気分がアガります♪
さて、品質シリーズの四回目です。
欠陥住宅をつかまされないようにしたい方(もちろん皆様ですね)は
そういったセミナーに出席されたりして
警戒心を怠らないように?されていると思いますが、
確かな品質を得るための一番のキーマンは、
「現場監督」
です。
大工さんでもなく、
設計士でもなく、
現場を最初から最後まで通して任される監督さんこそ、
品質管理を担う最重要人物。
しかし、現状はなかなか・・・
監督さんのレベルうんぬんではなく、
多様な仕事に追われて、
多忙なあまり段取り屋になっていることが多いとお見受けします。
もちろん、段取りは重要です。
現場の進行は段取りが9割と言って過言ではありませんから
大切なことではありますが、
工期を守ることを重視せねばならず、
設計との連携もあり、
現場との板挟み状態で、
建材・設備・職人さんたちの手配に追われる毎日・・・
ではないでしょうかね。
設計者として迷惑を掛けているなあ・・・と
反省することしきり(本当です!)ですが、
追われる毎日のため、
本来の仕事である、
”現場の仕事チェック”がおざなりになってはいませんかね?
現場監督の仕事とは、
段取り屋ではない。
と、私は思います。
確かな品質をお客様にお届けするための
現場の責任者なんですよね。
職人さんも一人の人間、
機嫌のよい時も悪い時も、
体調の良し悪しだってあります。
仕事に好不調がある場合もあるでしょう。
しかし、
求められるのは確かな仕事による確かな品質、
なわけですから、
お任せではダメ、
チェックする人が必ず必要なんです。
もうひとつ、
現場監督は
清掃係になってはいけない。
と思います。
現場を整えて職人さんが気持ちよく仕事が出来るように、
という配慮は素晴らしいし
整理整頓は合理的に仕事を進める上で必須なのですが、
それ(清掃)が現場監督の仕事になってはいけない、と思うわけですよ。
整理整頓が現場運営に欠かせないものだとすると、
では最小限で最大の効果を得る方法は何か?
つまり、
清掃や整理整頓をしなくていいように事前に段取りをする、
ことを考える。
それは現場監督だけが担うことではなく
設計者、
現場の職人さん、
各業者さん、
全てが関わっていないと出来ません。
でも、
実行に移せるのは、
現場を運営する責任者である
現場監督さんだけなんですよね。
「一番いい監督さんをお願いします!」
と、”社長に”お願いして下さい。
これこそが、確かな品質の建築を得るための
ヒケツです。
それほど、現場監督の仕事は重要なんです。