先日、イチローさんの引退会見がありましたね。
いわゆる地上波のテレビは全く見ないため、
会見の様子はネットで拝見しました。
去年からこの日が来るんじゃないかと予想していた人も
多かったと思いますが、
やはり、ちょっと涙が出てしまいました・・・。
ほぼ無名の高校生からスタートし、
日本とアメリカの両方でスーパースターであり続けた
イチローさん。
とにかく選手生活の間大きな怪我をしなかった(ように見えた)のが素晴らしい。
本当にお疲れ様でした。
イチローさんのこれからも楽しみにしています!
ちょっと間が開いてしまいましたが
品質シリーズを続けます。
MI7の現場では、オリジナルキッチンも設置完了!
無垢の木を使った内装がインテリアのポイントです。
無垢の木のいいところは、押しピンなどが気にせず打てるところかな?
カレンダーとか、記念写真とか、お気に入りの絵とか・・・
自分達らしくカスタマイズして頂いて
暮らしを楽しんで頂ければ嬉しいですね。
今日はいいお天気ですね!
現場関係者の皆様は、
常にお天気が気になっていらっしゃるでしょうから
今日は一安心ですね。
さてさて、
「欠陥住宅」
と、皆様が心配をされているもののほとんどは、
現場に関することです。
雨漏り、
歪み、
亀裂、
手抜き、
・・・etcですかね?
昨今、これだけAIだのとデジタル化が進んでも
相変わらず建築工事現場は、
人の手で作られています。
工場生産であっても、
最後は人の手が組み立てますので
人が作るということは今後も変わらないでしょう。
ということは、
(前回も書きましたが)
イチローさんほどの存在でも、
3割(30%!)しか打てないわけですから
100%があり得ない、
人間という不確かな存在に左右されることになるわけです。
そこで、現場監督です。
職人さんの仕事をチェックすること、
これが重要になります。
現場に最初から最後までいる職人さんはいません。
それぞれが自分の持ち分で仕事をし、
それが終わったらその現場はそこで終わり。
バラバラに出入りする職人さんたちをまとめ、
仕事を確認し次につなげるのが、
最初から最後まで現場に関わる現場監督です。
設計者にも責任があると思うのですが、
設計段階でミスが出ないように配慮するとか、
反省を含め、今後は私もより気を付けて現場に渡したいと思います。
人間はあやふやな存在であることを前提に、
現場監督さんが仕事を確認すること、
は品質確保に欠かせない重要な仕事です。
ただ、それでなくとも多忙な現場監督さんに
品質管理の責任を一任するのも荷が重い。
そこで、工場生産が解決策の一つになります。
天候に左右されない場所で、
危険な足場の上でもなく、
作業が出来ます。
工場生産と言うと、
「機械が作る」
的なイメージをお持ちの方もありそうですが、
屋根の付いた現場
と思って頂いて間違いないです。
機械はありますが、
動作をスムーズにするための作業台=機械ですね。
現場と工場という場所が変わるだけで、
人がひとつづつ作ることに変わりありません。
一番大事な”品質”を確認できる、
検査チェックシートもちゃんと出してくれますしね。
検査チェックシートと、
一言で言うとカンタンそうですが、
これを作成するのは
現場監督さんの仕事になるわけですが、
結構な事務作業なんですよね。
現場の運営に追われた上に、さらに事務所に戻って
事務作業に追われる・・・
現場監督の仕事が、
あこがれの職業になるために
やらねばらないない事
やらなくてもいい事
を見極めることが現場の、
そして、
建築自体の品質向上に必要なことだと
思うわけです。
工場生産は人の仕事を奪うのではなく、
人を助けるために利用する「方法」です。
どう使うかは使う人次第。
上手く利用して、
いい現場を作り、
品質向上につなげる手段として
利用したいと考えています。