何となく、湿度が上昇し梅雨?っぽくなって来ましたね。
肌寒いような蒸し暑いような・・・
そろそろ室内も外も湿気対策が必要ですね。
さて、更新が久しぶりになってしまい、失礼致しました!
今週の初めは東京へ行っておりましたが、
一番の目的は、
施工講習を受けるためです。
伺ったのは、こちら。
タニタハウジングウエアさんの本社です。↓
入口にご案内がありました!有難うございます。
先ずは、座学にておさらい的な意味も含め
エコテクノルーフの施工についてや太陽光発電のことなども勉強。
真ん中に見えるちょっと複雑な形のものにご注目下さい。
これは、太陽光発電の受材となるアルミ桟です。
実際に施工すると、こうなります。
何段かに分かれている部分は、万一侵入するかもしれない雨を受ける”樋”なんです。
先端はこうなります。↑
三角の形をした網のようなものは、虫や小動物の侵入を防ぐための部材です。
講習で施工した、エコテクノルーフ↓
「屋根材型」
の意味がお分かりいただけたでしょうか。
エコテクノルーフは、太陽光発電でもある
”屋根材”であることを実感しました。
この度のタニタハウジングウエアでの講習で、
何度も繰り返し耳にした言葉は、
省エネでもなく、
電気代削減でもなく、
「止水」
でした。
これは何のことかと言うと、
雨を侵入させない、ということ。
屋根工事の際に当たり前にある言葉で
太陽光発電そのものとはあまりご縁がない?言葉だと思います。
ああ、タニタハウジングウエアさんは、
とことん「屋根材」屋さんなんだよなあ、
と、感じました。
タニタハウジングウエアさんは
一般の方にはなじみが少ないかも?ですが、
樋や屋根材のメーカーさんとして業界では知らぬ人はいない歴史ある会社さん。
屋根材であるからには、
徹底的に雨水を侵入させない。
屋根材として真っ当に役目を果たす、
そのうえでちゃんと発電さでる。
基本的な考えはここ(屋根材だ!)なわけですよ。
エコテクノルーフのメリットは、2つ。
屋根工事と太陽光発電の工事が一度で済むことで、
工程が短縮できること、
もうひとつは、
太陽光発電の表面は”ガラス”であるため、
ほぼメンテナンスフリーであるということ。
です。
よくある太陽光発電のコンセプトは、
「発電=電気代削減(省エネ)」
であり、
工期短縮でもなく、メンテナンスフリーでもありません。
エコテクノルーフは、コンセプト自体が違う商品だということですね。
家づくりの際に何を買うかは、
「コンセプト」を買うことだと私は考えているのですが、
どちらが正しいということでなく、
家を作る際に何を大事に考えるか?
によって選ぶものも変わります。
コンセプト = 目的
ですが、
今回の東京出張や最近出会ったあれこれについて
家づくりのコンセプトについて
ちょっと考えてみたいと思います。