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コンセプトが大事。最終回

いいお天気が続きますねー!

予報を見ると、最高気温が28度となっています。
初夏から夏へ向けて季節は動いていますね。

その間にやっかいな梅雨がありますけど・・・。



さて、コンセプトの最終回です。

いろんな情報を交えながら綴ってきましたが、


目的を明確にすることで、
プロジェクトに関わる全員が行動しやすくなる利点もあります。


それ=コンセプトが何であろうと、皆さんご自身の選択ですから
正解も間違いもありません。


一戸建てであっても
下手すると一年超という長期間のプロジェクトですから
いい結果をだすためには
出来るだけシンプルな目的が共有がされていることが望ましいと思うんですよね。



設計側がコンセプトを提示することで、
それに沿った選択が出来るだけでなく、
関わって下さる現場の皆さんの仕事もやりやすくなるのではないかと。



コンセプトが大事。最終回_e0390497_09523368.jpg

もう、10年ほど前になりますが、
大規模リフォームをした自宅です。


この時は、


「いつでも簡単に入手できるありふれた材料だけを使う」


をコンセプトとし、
入手困難なレアものや、
特別感のあるものは採用せず


長期間に渡って使い続けられているもの、
メーカーの定番品として変わらずあり続けている標準品であること、


を判断基準として選んでいます。


汎用品ってことなんですが、
コスト面でもリーズナブルってこともありますが、
メンテ時にすぐに入手できる方がいいな、との考えからですね。


建具に使ったポリカーボネード、ガラスもデザイン性が高いものではなく
いつでもある定番品。
無印良品やカリモク60の家具もそうです。



一点ものもステキですが、
自分と自宅の程度(?)から分不相応と自分は判断して
採用していません。



着手前にコンセプトを立て
工事を実施した次第です。



ただ、相反するようですが、
こだわり過ぎないことも大事ですね。


コンセプトにさほど関係ない部分は、
緩くても構わないですし、
お客様それぞれにいろんなご希望もありますから
一本筋さえ通っていれば、ブレることもなく
最終的に出来栄えも満足度が高いはず。




アテンドする側がコアな部分について
最後まで”揺らがない”ことが大事です。



イマドキのことですから、
ネット等で様々な情報がいつでも入手できることもあって
依頼者側は、途中で迷われることもあります。



その時はしっかりとコミニュケーションを取り、
情報を確認して整理し確認しつつ判断すればいいと思います。



決めたことに頑なになるということでなく、
途中で修正点も出てくるかもしれません。
が、作り手側はブレないことが大事です。



皆さんが家づくりをされるのは、
「ああ、この家にして良かったな。」
と感じ、
ずっと心地よく暮らして頂くためですよね。



コンセプトを共有できる作り手側と出会い、
作る途中も、ご入居後も、
楽しみながら家づくりをして頂きたいと願っています。






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by enne009 | 2019-05-24 10:05 | 快適への道 | Comments(0)

身軽に暮らせる家を提案します。


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