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続・ハイクォリティな快適について。

今日も曇り空が広がっていますが、
午後からは晴れの予報です。

梅雨入り予想を見てみると、例年は6月7日前後なんですね。

とすると、来週は梅雨入り?!

ジメジメムシムシが今年も始まるのか~・・・(>_<)

もうすぐ、衣類乾燥機が活躍する時期になりますね。




さて、ちょっと雑感として昨日の続きです。


アーキテクト工房pureさんの素晴らしい現場を拝見して
つくづく感じるのは、
工事に携わる全員が、




とはどういうものであるか、の認識をお持ちであるということです。


続・ハイクォリティな快適について。_e0390497_09403584.jpg

もちろん、パッシブハウス認定取得済。



どういうものか?


ってのが、なかなか理解できないのか、
腑に落ちないのか、
経験が貧しいのか(失礼!)



「必要ないじゃん。」



と、切って捨てる人も多い中、
作り手の皆さん全員が同じ目的に向かっているのは、
感動モノです。


必要ないじゃん、は広島でも松山でも多い意見です。


温暖なのに大げさ
全然寒くない(暑くない)
そんなお金があったらもっといいもの(多分、見た目)が出来る



代表的なものはこれらですかね。



最初に断っておきますが、
私は海外礼讃派でもなく、
学ぶところはあっても、
環境先進国のものが最高であるとの認識もありません。
先進国が全て理想的に上手く行っているとも限りません。



それぞれの国によって事情も違いますし、
今、現実、日本で暮らしているわけですから、
当たり前ですが、日本の事情をシビアに考えます。



外気の空気質がどうやら良くないらしい・・・と
薄々でも認知が広がっており
(マスク着用の人を冬だけでなく、春も、いや通年で見るようになりました。)
ダストアレルギーの方も多いようですし、



せっかく冷暖房した室内のいい状態を
外気導入、取入れで無駄にしている部分もあるのに、
本当に瀬戸内って温暖なのか?との疑問もあるし、



室内空気質・温度湿度環境に対する”認識の低さ”って
何なんでしょうね?



不要!とおっしゃる設計の方や会社さんを訪ねると、
車は立派な高級車だったりするので、



前回も書いたように、
車も移動手段と考えれば
コスト重視で
本体も税金も安い軽自動車やもチープな中古車でOKなはず。



でも、高級車に乗っているわけですよね。



もちろん、
気分が上がる(←ここ重要!)カッコよさがあるとか、
世間体もあるでしょうし、
少々高い税金など問題にならない収入があるからかもしれません。



某高級車に乗せてもらったことがありますが、
その乗り心地の良さ、
至れり尽くせりな最新装備の素晴らしさに感嘆しました。



コストの差ってこういうことなのか、
と。



車も設備機器類も同じだと思うのですが、
高級品になれば、見た目同様に装備もグレードが高いですよね。
(マニュアル好みな方向けニッチ商品は除きます。)



家はどうなのか?
と、振り返ってみると、
高級な家がグレードが高い内容になっているかというと、
必ずしもそうではないと思うんです。



ハウスメーカーさんは、その点賢い(?)というか、
最先端”設備”を付加して、
グレードが高い = 装備 として見せていらっしゃいます。



ま、確かに見えるから分かりやすい。
しかし、燃料電池や最新式太陽光発電、家電製品では
省エネによるコスト減や、
利便性は向上しても、
残念ながらハイクォリティな快適性は寄手に入りません。



しかし高級車の本質は、
悪路であろうが快適な”乗り心地”にあるように、
高級な家の真価って、住み心地にあるんじゃないですかね。



一年を通じて家中隅々までほぼ同じ温度の状態が
どれほど快適性が高く、ストレスがないか、
高級車を見ただけでは分からないのと同じです。





乗って分かる本当の乗り心地。


住んで分かる本当の快適さ。



確かに、
広島は北海道や北ヨーロッパ、北米ほどの寒さにはなりません。
(夏は広島の方が暑くて湿度も高く不快ですけどね)



だから広島には不要、
と切って捨てるのは
(クォリティの高い快適さを経験したことがないのかも?)
”得られるはずの「快適さ」を捨てること”
ではないでしょうかね?



不要なのは、
”そこまでやらなくてもいい断熱の程度”
であって、
リアルに捨ててしまうのが、
建材や手間ではなく
クォリティの高い快適性を捨ててることなんですけどね。



高級車の乗り心地を
住宅の住み心地に。



快適性の高い乗り心地のためには
全体がそう設計されているわけで、



乗り心地が不満だからと、
エンジンを乗せ換えても(無理ですが)、
得られるものではありません。



家も同じ。
ハイクォリティな快適を目的としてすべてが設計されているから
あらゆる意味で、快適の満足度が高いですね。



無くても別に問題ないけど、
あると全然違う。



ハイクォリティってそういうもんではあります。






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by enne009 | 2019-05-29 09:49 | 雑感 | Comments(0)

身軽に暮らせる家を提案します。


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