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次に来るもの。(SDGsな世界。その4)

今日もいいお天気です!

が、もう、暑い・・・(汗)
ですね。

6月と言えば衣替え、
すっかり半袖の毎日です。



さて、SDGsな世界の続きです。


SDGsに掲げられた17の目標のうち、
私が個人的に注目しているのは、


6.安全な水とトイレを世界中に

8.働きがいも経済成長も

9.産業と技術革新の基盤を作ろう


の3つです。


7.エネルギー
11.住み続けられる街づくり
12.つくる責任 つかう責任


は、住宅業界全体として取り組む問題であって、
いわば必須事項ですので、個人的な目標からはちょっと外しました。
(7、11は個人としても重点的に取り組んでいます。)





「水とトイレ」



ですが、
先ずはトイレです。



次に来るもの。(SDGsな世界。その4)_e0390497_10575989.jpg

こちらはトイレと言えばお馴染み、
TOTO」さんのHPから画像をお借りしました。



世界中には、まだまだ”清潔”とは程遠い地域もあるため
ま、そこはメーカーさんや国単位でお任せするとして、
現在の日本では水もトイレも一定以上のレベルが当たり前に備わっていますよね。



海外旅行に行くと日本のトイレ事情がいかに優れているか、
実感します・・・。



世界的にも進んだトイレ設備と環境ですが、
確かに住宅に設置される便器は素晴らしい、
でも、
トイレが果たす役割としてみた場合、まだまだだな、と実感しています。


TOTOのHOにあるコピーですが、



ひとつ上の「キレイ」へ。



はさすがですね。
そうなんです、トイレ自体は便器も含めもう”不足”があるわけではありません。
さらなる上、を目指すところになっており、
まさに食品などと同じですね。



ただ、確かに、便器の進化は目覚ましいものがあり、
今後もさらなる進化を遂げると思いますが、
すでに周知がされつつある。


「人生100年時代」


を前提とした場合、
高齢になってもちゃんと使えるトイレかどうか?は
建築としてまだまだ改善の余地があると思うわけです。




便器=設備、
掃除がしやすい床材、内装材などの
トイレという”場所”の改善だけではありません。



トイレに辿り着くルート
は問題ないか、
手洗いは問題なく出来るか、
も重要です。



母が施設にお世話になっていることもあって
ちょくちょくお邪魔して感じるのは、



「排せつ行為」が自分で行えること


の大切さです。



きっと、若い世代のかたには?でしょうけど
小さなお子さんのトイレトレーニングや
来客への配慮も、トイレの問題です。



高齢者に顕著なのですが、
(きっと自分もそうなる。笑)
いかにも高齢者的な配慮が顕在している状態を嫌う人が多いんです。


つまり、




自分は自分のことが自分で出来る



と、思えるような設計やデザインの配慮も求められます。


狭いと介助が必要な時難しい、
でも広すぎても落ち着かない、
手摺はどうあればいいのか、
窓もあった方がいいけどどこにあれば良いか、
内装・床材はどういったものが清潔をキープしやすいか、



などなど、たかがトイレですが、
課題はたくさんあります。



出来るだけ長く自分の家で暮らしたい



という人が本当に多いです。
そりゃそうですよね。



例えば子育てが終わった50代以降の暮らしを考えても
人生が約100年ある時代ですから
残り約50年ほどを過ごす場所になる可能性があるわけで、
家づくりは細かい配慮が求められると思います。



どこでもそうですけど、
クリーンで明るいトイレは”使いたく”なりますもんね。



先日、東京で行った某高級ホテルのトイレは最新式設備に加えて内装も明るく、
おまけに立地を生かした眺めもが最高、
気分が良かったもんなあ。



誰もが一生お世話になりお付き合いするトイレ、
大事に考えたいですよね。



続きます!





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by enne009 | 2019-06-04 11:03 | 快適への道 | Comments(0)

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