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お客様のためって何?(その2)

今日は予報通り、朝から曇り空です。

いよいよ広島も梅雨入りでしょうか?
携帯用の傘が必須ですね。



さて、お客様のためって何?の続きです。

前回は、手数料のケースを元にお金のことについてでしたが、
今回も引き続きお金のことを書いてみます。


ボッタくりって、ありますよね?


世間一般ではいけないこととされていますが、


本当にそうでしょうか?


これも不思議なもので、
私はあり得ない価格だと感じても、
人と場合によってはそうではない場合もありますから
一概にそうは言えないかもしれません。


有名ブランドバッグがいい例だと思うのですが


皮によっては数千万円台!(家や高級車より高い!)のものもあったりと
家と同等程度の価格ですが、
世に出て以来ずっと売れ続けています。



お客様のためって何?(その2)_e0390497_09375558.jpg

エルメスのサイトより画像をお借りしました。m(__)m



すごーく冷静に考えると、
そこらで売っている1000円のバッグの方が
機能性に優れていることもあるはずですけど・・・。


しかも、超高級バッグは
開閉いしにくかったりと機能性に優れていると言えないデザインも
多々あります。
(一説によると、
お抱え運転手などがいることが前提になっているかららしい。)

なので、やたらに高いことや不便なことが
お客様の不利益とは一概に言えないかもしれません。




価格が価値相当、


もしくはそれ以上であれば



ですね。


私は残念ながらそこまでの高級なバッグを保有していないので
そのベネフィットを本当に理解できていないかもしれません。


では、家はどうでしょうか?


超高級バッグと同等になると、
超有名建築家が設計するもの、がそれにあたると思います。


○○先生の設計です。


というだけで、付加価値が付きます。
(無論、高級バッグと同じように”見て分かる価値”が必要ですが。)


ま、それは別世界の出来事として
一般的な価格帯で建築される家あれば、
ぼったくりは、ほぼ不可能です。


また、逆に、あり得ないほど安いのもありません。


デザインなどの付加価値を取っ払った場合、
もの(建材など)の価格に大差はないからです。



あとは、ご自分なりの価値観で
どこにコストを掛けるか、
でしょう。



ブランド価値に掛けるもよし、
だと思います。



コストメリットとは
”お得だったわ~♪”
ではなく、
対価を支払って得たいものは何か?
ですね。



寒い暑いはもうこりごり、
と思われれば、
断熱気密にコストを掛けて頂くことで
今後はその悩みから解放されるという”大きなリターン”が得られます。



見た目にこだわりたければそこにお金を投入する、
ですね。



個人的には、寒い暑いを排除してこそ
いい家
だと考えているのですが、
お金の使い方はひとそれぞれ。


何が欲しいのかが明確であればあるほど、
提供する側も適切にコストが掛けられます。


が、です。


お客様ご自身が、
本当にご自分が本当に欲しいもの
得なければならないもの、
を明確に出来ているかどうかは、あやふやなんですよね。



もしかすると、自分ではこれが欲しいと思っていても
知らないこと、違う考え方もあるかもしれず、
そこに出会って、考えが変わる(もしくは選択肢が増える)かもしれません。



提供側にも本当にいろんな考えがあり、
たった一つの正解はありません。



お客様のためとは、
いったい何なのか
提供側の考えにもそれぞれが違いがあって当然です。



一体、何を提供しようとしていて
それがどういうベネフィットを生むのか?
コストを掛ける価値はあるのか?



これは、もう話を聞くか実際の仕事を見るか、
しかありません。



お金が生むベネフィットひとつにしても
違いがあるわけですから、
会って話をしてみることが一番かな、と思います。



安く済んだラッキー、よりも
家というものの意味を考えた時、
”住んでから”コストの価値を納得できれば、




それこそが一番のコストメリット



”お客様のため”ってこれだったのか!
が実感できるのではないかと、
私は思うわけです。





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by enne009 | 2019-06-26 09:42 | 快適への道 | Comments(0)

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