連日の雨天から一転、
残暑がなかなか厳しい日が続きます。
外で仕事の皆様は、真夏同様に熱中症に気を付けて下さいませ。
さて、前回の続きです。
新しくお住まいを構えることになった、
リニューアル(リフォームなど)をする予定あり、
であるとき、
あれもこれも実現したい!
と、ワクワクですよね。
何となく後ろ向き傾向?なこのブログですが、
(すみません)
家とは長い付き合い
になりますので、
夢と希望だけではやっていけないんですよね。
何より大事なのは、
「自立すること」
だと思います。
大げさな意味ではなく、
自分、もしくは自分達だけで出来るという範囲を多くしておく、
ことでしょうか。
うちの母がお世話になっている高齢者施設で
母がリハビリをする様子を見ていると、
自分のことは自分でする。
ことがリハビリの一環になっているんですね。
朝起きてから着替えをすることもそのひとつ。
で、人って出来ることをちゃんとやることで
しゃんとする、んだなあ・・・とつくづく感じます。
新しい家で新しい暮らしをスタートされる方は
施設でお世話になってる高齢者とは違いますが、
自分のことが自分でちゃんと出来る、
ことが重要なのは、同じであるような気がします。
お住まいのご希望を伺った際、
キレイが長続きする
ことを望まれる方がとても多いです。
で、収納!
となるわけですが、
収納するという動作も、自分でやるわけですから
たくさんあればあるだけ動作も増えることになりませんかね?
整理整頓上手な一例。↑ 奥様がご自分でカスタマイズされました。
適量が自分を自由にする。
ことをつくづく感じるのですが、
モノも、設備もそうです。
長続きする備えが自立を助け、継続させる。
と、思うわけです。
自分、自分達で出来ることこそ、
長く使える家の必須条件ではないかと考えます。
あると便利だから、
と、部屋も、設備も、収納も増やすことが
後の自分達をツラくさせるかもしれない。
部屋 ・・・ 掃除
設備 ・・・ メンテナンス
収納 ・・・ モノが稼働しない
自分達で出来なくなると、
最終的には”人”の手を借りることになるわけですが、
そこにはコストも発生します。
適材適所に適量
とすることで、
誰かに頼らず暮らしが運営でき、
何かに追われることなくゆとりも生まれ、
そして笑顔も増えるのではないでしょうか?
いつまでも、
自分のことが自分で出来る家
を提案したいなー、って思っています。