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どうして大型パネルを採用するの?(最終回:危機に備える)

今朝起きたら、
「寒っ!」

いつのまにやら、
半袖Tシャツ一枚が肌寒い時期になりましたね。

今の、東広島市は晴れていますが、
台風が接近中とのことですので、気を付けたいと思います。

何事もなく過ぎ去ってくれることを願います・・・。

季節の変わり目ですので、皆様体調を崩さないように
気を付けて下さいませ。




さて、大型パネル採用の最終回です。


あれは3年前~♪


超高性能住宅に取り組み始めのころ、
面倒で延々と続く断熱気密工事(断熱気密部分の範囲が広いため)、
トリプルガラスで超重いサッシ設置に直面させれた
大工さんに思いっきり嫌われた経験から、


この部分を何となせねば、
やってくれる人がいない、
もしくは、
いい加減な工事になりそう(ひとの集中力には限度があります)


一年半前に、偶然目にした
塩地社長のフェイスブックの投稿に、



私が求める”答え”がありました。



フェイスブックのDMを通じて連絡を取ったら、
即!返信があったことは以前も書きました。



現場作業軽減を実現しつつ、
「確かな高性能住宅」
を作りたいから始まった
私の大型パネルへの取り組みですが、



詳しく知るにつけ、
徐々に本質が分かってきました。
それは、




皆が、

それぞれ自立するためのもの、

になりうる



ということです。



どうして大型パネルを採用するの?(最終回:危機に備える)_e0390497_09470619.jpg

こちらは、ちょうど一年前に見学をさせて頂いた
佐伯広域森林組合さんが請け負った”大型パネル&建て方だけ”の現場。



こういう生き方もあるという一例です。



大工さん現場監督さんについては、別途書きました。


では個人ではなく会社はどうかと言うと、



大企業であるメーカーが開発した○○工法や
ナントカシステム(換気・空調等)を導入していまる会社さんは多いともいます。



当然ですが、そこには
加盟料、使用料、ノウハウ料等が発生しています。



ひとさまが開発したものを使用する(使わせて頂く?)わけですから
コスト負担は当たり前です。



問題は、
コストではなく、




自分が考えることなく、



人が考え形にしたものを使う




こと、
にあると私は思っています。



確かに、時代の変化とスピードに付いていくのは
小規模な会社ではなかなか難しい。



なので、手っ取り早くナントカシステムを取り入れた方が早い、
となるのでは?



しかし、
目的を定めて、自分で考え、決める



をショートカットした時点で、
肝心かなめの部分を人に任せてしまった結果、
何も残らないわけです。



で、それが古くなると、
結局、次のノウハウめぐりに陥っている会社さんも
多いような気がするわけです。



大型パネルは、決められた仕組みがありません。
(運搬上の制限等から出来ないことはありますが。)



こちらから発注する形式なので、
自分達でやりたいことを決め、
依頼主側が主体性を持っていることが前提です。





自由は不自由。




でもあるのです。




が、これまでもそうだったように、
今後もどんな危機が訪れるか分かりません。




大きな会社が、
有名な先生が、
考えてくれたから間違いないだろう
では、いつまでたっても搾取(もしくは買わされる)され続ける側でしかありません。



気の毒、可哀そう・・・
と言われる側の大工さん、現場監督さん、達だって同じ。



必要とされながら
待遇が改善しないとしたら、
経済構造の中で
ヒエラルキーの下位に位置付けられているからかも?
しれないですね。



現場は過酷化する現実の前で
苦労を厭わない働き方にはやがて限界が来ます。



大型パネルは、自らが選択し利用するただのツールにすぎません。



でも、使うことで
それぞれが自分なりに自立する方法が見つかるかもしれない
可能性があります。



しかし、つくづく大手ってすごいわー。



いち早く大型パネルに接触し
早くも自分たちなりにカスタマイズし、
既に可動させてますから。



アウトプットは情緒的でも
ビジネスは先手必勝で超シビア。





危機に対応するのは、情緒ではない。




見習わないといけないですわ。




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by enne009 | 2019-09-23 09:50 | エンネの仕事 | Comments(0)

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