週末の金曜日、今日もいいお天気となりました。
外気温もかなり上がってきて日中の外出時には、
軽い上着でOKなので動きやすくて有難い。
持ち運びも楽ですしね。
さて、昨日の続きです。
”楽(ラク)”
いいですねー。
個人的に大好きなwordです。
ただし、何もやらないとか放棄してしまうのではなく、責任を背負った上での楽。
50代以降の家で大切なのは、
楽に継続できるよう計画し作っておくということだと思うんです。
キレイキープのための掃除然り、
ランニングコストもそうです。
お金が掛かると続けられなくなる(一般的な見解)
特に働いて得られる収入が難しくなる50代以降では
固定費を抑えることが大切になるかと考えています。
年金等がたくさん入って特に困ることはない場合でも、
楽しいことに消費するのではない固定費は少ないに越したことはないでしょう。
ここでいう家に関する固定費とは、
持ち家では”家賃”はありませんが、
(住宅ローンを組まれる場合は返済分があります)
毎月のエネルギーコストが代表で、
固定資産税などの税金も考えておかねばなりません。
”楽”をするため電気ガス水道、税金、これらをどう抑えるか?
計画段階から考えておく必要があります。
光熱費を押さえるやり方として、
私は高断熱高気密が先ず一番最初、
次に高効率設備、
そして再生エネルギー(太陽光発電)の順番でおススメしています。
キッチンのお好みの調理器具によって、
ガスだったりIHだったりがあるため、
ガスの場合はオール電化にはなりませんが、
これは特にどちらが良いということはないです。
ガスコンロもIHヒーターもどちらも優れた商品が出ていますし
ガスの場合はエコジョーズ、オール電化にされる場合はエコキュート、
どちらも省エネ性に優れた給湯器です。
太陽光発電については、個人的には出来れば設置された方がいいとの立場です。
家庭の電気を自分ちで作って使う、ことは理にかなっていますし
今はまだ余れば売ることも出来ますしね。
(将来的なメンテナンスも踏まえて「
エコテクノルーフ(屋根材型)」をおススメしています)
HM2(東広島市)でのエコテクノルーフ施工の様子です。 ↑
太陽光発電が屋根材となるため、太陽光パネルを施工すると屋根も完了です。
あと、税金について、
持ち家では不動産取得税、固定資産税があります。
どちらにしても、木造が割安であるのが実情。
構造によって税金が違うわけですが、構造の善し悪しではなく割安なのは木造ということです。
高断熱高気密については、
室内の温度環境において快適性が得られることが最も重要ですね。
その上、小さいエネルギーで快適な状態を作ることが出来るわけですから
一挙両得と。
これら”コスト的に楽”を得るためのノウハウは
一部の取替可能な設備を除いて、建築時にやっておく必要があります。
つまり事前の計画こそキモ、ということ。
豊かな暮らし、
とは窓から見えるロケーションや
建築が作り出す空間、だけではなく
それらに付随してくる支払い続けるコストも含まれます。
電気代を気にするあまり、
寒さも暑さも我慢で乗り切ろうとする、
のではない家や暮らしにしておくことが大切かな、って思うわけです。
健康こそ、豊かな暮らしの一番の基本ですからね。