理想と現実の狭間。（ドイツ電力事情）
2021年 12月 23日
引き続き寒さが厳しい日が続きます。
あと8日で今年も終わり。
各報道機関から、今年の総括的な記事がいろいろと上がっています。
こちらもその一つ。（リンク先は日経新聞）
厳しい寒さが予想されていたこの冬ですが、
暖房はもちろん電気が途絶えると、たちまち生活が行き詰まるわけで、
電力の安定的な確保は何よりも必須です。
ドイツの電力事情もなかなかの厳しさと聞きますが、
脱原発をかかげそれに向かって突き進んできた結果、すでに後戻りが出来ない状態になっているらしい、と。
詳しい内容はリンク先を確認頂くとして、
こちらもそうですね。
まあ、やっぱりこうなったかという感想しかありませんが、
自国の電力事情が厳しいのに、ガソリン車を排除しEVだけにするって・・・
そもそも計画自体が無理だったってことですね。
ドイツは今後の舵取りはどうなるんだろ？
まあ、陸続きのメリットを生かして他国から調達するしかないのか。
（トヨタがEVラインナップと今後の計画を見せつけたしなあ。）
理想を掲げそれに向かうことは美しいことですが、
「現実」
はなかなか手ごわく厳しい。
自分が使う電気に、キレイも汚いもないし、
使う電気に違いはないし・・・。
インフラである電気でコストアップが許容できるかというと、う～～～～ん・・・
暮らしだけでなく産業競争力も低下するし、デメリットが多いような。
理想と現実の折り合いをしっかりと見つめないとね。
（去年の厳冬時、電力供給が厳しくなった時の新電力を思い出す・・・）
エネルギー計画はバランスが重要であることは、
国も個人の家も全く同じ。
暮らしは現実が大部分ですから、片目ではシビアに見つめることが重要ですね。
＜お知らせ＞
いつもスタジオエンネをご愛顧頂き有難うございます。
年末年始の休暇について下記の通りお知らせいたします。
〇 2021年12月29日 ～ 2022年1月4日まで
2022年は1月5日午前9時から仕事始めとなります。
休暇期間中に頂いたお問い合わせ等に関しましては、1月5日より順次対応致します。
寒さが厳しくなってまいりました。
皆様、どうぞご自愛の上穏やかな年末年始をお過ごしくださいませ。
新しい年も引き続きよろしくお願い致します。
スタジオエンネ
代表 松下陽子
by enne009
| 2021-12-23 08:28
| 雑感
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