おはようございます。
昨日は節分でしたね。
豆まきはもちろん、恵方巻も大人気。
お寿司の中でも巻き寿司大好きな私ですが、うっかり買い忘れてしまいました・・・。
イベントごとってやっぱり華やぐし楽しいなあ。
皆さんは、「気密」ってどうお考えですか?
いきなり”どう”って聞かれても・・・ですよね、ちょっと唐突で申し訳ないです。
「気密」は暖かい家に関係が深く、とても重要なことなのですが、
業界関係者の中でも案外と軽視されているように感じます。
「気密なんかほどほどで良い。やり過ぎは息が詰まる。」
と公言される方もあるくらいで、
そういう話を耳にするたび、何故必要で大切なのかが承知されていないように感じます。
前々回掲載した、東京大学の前先生研修室の画像を再掲します。
これを見ると一目瞭然。
「暖かい空気は軽くて上昇する、冷たい空気は重くて下に下がる」
多くの方が体感されたことがあるのではないでしょうか?
その実態がこの画像でよく分かります。
いくら暖房をしても、天井付近ばっかり暑くなって床が冷たい
吹抜を作ったけど暖気がほとんど上に上がってしまった
これらの原因のひとつが「気密不足」です。
ざっくりと理屈はこうです。
空気は膨張して軽くなり上にあがって抜け
冷たくて重い空気が下に下がり、抜けた分は外から冷気が吸い込まれます。
暖房すればするほど、この状態は顕著となり
”暖気が充満した”
状態にすることが難しいわけです。
隙間をなくしてやれば、暖気が上がってもいつしか充満し
上下左右の温度差がない快適な状態に(比較的早く)近づいて行くわけです。
が、気密って気分的にイヤ、
という方が(業界関係者にも)少なくないことも承知しています。
密閉された空間のイメージがあるからかもしれません。
気分的なものはどうしようもありませんが、
理屈的には上記の写真通りであり、
上下左右の温度差が少ない快適な暖かい家
のために気密は断熱と共に、必須条件なんですね。
外気が室内に取り入れて良いものがどうか?も含め
「気密と換気」
はお互いに重要な関係があります。
ということで、次回は暖かい家と換気についてです。
<家づくり相談会開催のお知らせ>
※ 日程延期変更のお知らせ
大変勝手ながら蔓延防止等重点措置期間中のため、日程を下記の通り変更とさせて頂きます。
令和4年のスタートに当たり、個別相談会を開催します。
寒くない家、省エネ、超高気密高断熱、ZEH、全館空調、資金税金入居後のお金、権利関係、
ストレスのない家。
家づくりをご計画の皆様へ、個別にご相談を承ります。
● 開催日 : 2022年1月29日(土)、30日(日) → 2月12日(土)、13日(日)
● 時間 : 午前10時~(1日1組様、合計2組様限定)約2時間を想定
● 場所 : スタジオエンネ事務所にて(東広島市八本松町正力)
● 内容 : 超高性能・全館空調換気住宅のご新築(お建て替え含む)、断熱リフォーム(戸建て住宅、マンション)
各種補助金利用について、全体の資金計画など
● 参加料 : 無料
● 駐車場 : 有(無料)
● お申し込みを頂きましたら、ご持参を頂きたいもの他について個別に連絡をさせて頂きます。
● 個人情報保護方針つきましては
こちらをご参照くださいませ。
ご希望、疑問ご不安な点などをじっくりお聞かせくだい。
エンネの事務所は約10年前に大規模リフォームそした自宅なのですが、
正直、こうすればよかったな(;^_^Aが多くて、
その部分についても反省を含めて、家づくりに関する様々なご相談を承りたいと思います。