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夢のない家づくり(その5)

おはようございます


梅雨入りしてから涼しい日が続いていましたが
どうやら今日からは本格的な暑さがやって来そうです


皆様、外気温湿度両方が高くなると発汗しにくくなり
熱中症の危険が高まりますので、お互い気を付けましょうね


夢のない家づくり(その5)_e0390497_08500157.jpg
↑ yahooNEWSより画像をお借りしています<(_ _)>


さて、夢の"”ある”家づくりの中で
「自然と共に暮らす」
というのがあります


街から離れた田舎で古民家に暮らすなどではなく、
自然 = 太陽、風、などを指します


建築ではパッシブデザインですね
自然の力を利用して快適性を得、しかも省エネルギーにも繋がるというもの
設計段階で冬の暖房(+採光)として日射取得のため、通風(採涼)出来るための
”窓”
を計画します
(窓って何かとキモ、大切ですねー)


これからやって来る真夏に
「窓を開けて通風し、涼を得る」
方も多いかと思いますが
これは夢のない話でナンですが、おススメしません


外気温が30℃超えの時、その空気を室内に入れて涼しくなりますかね?


もちろん、冷房もつけず窓を閉めていれば室温はそれ以上に上昇しますが
(閉め切った車が暑くなるのと同じ原理)
かといって窓を開けて室内の空気を外気と入れ替えても、
外気温以下になることはありません


真夏には、窓を閉めてエアコン冷房を稼働させる


これ一択です


夢のない家づくり(その5)_e0390497_08500793.jpg
↑ このブログでは何度も登場させているグラフです


2018年のものですが、2022年もほぼ変わらないでしょう
家庭の消費エネルギーにおける冷房の割合は、たったの3.2%


それに比べて、暖房は25.4%


冷房は暖房の約1/8 ってことですね


私の記憶では東北の震災時、
省エネのため冷房を出来るだけ使わないようにとなってから
冷房は電気代が高いイメージが付いたような気がします


実際は上記の通りなのですが
元々日本人は清貧美徳(贅沢は敵的)なDNAがあると私は思っていますが
結果、体調を崩し家の中で熱中症になる人も多いわけです


特に高齢者は在宅の割合が高く、節約意識も高いため
ダイレクトにダメージを受けていらっしゃる気がします


自然の力
は、何となく美しく良いこと、そして無料だしと、
いいことづくめな感じがあって出来るだけ利用しようとするのは分かります


が、自然こそ実は人間の脅威
建築の歴史(の一部)は自然との闘いの歴史でもあるのです


地震、豪雨、強風、強い日射、寒波・・・


パッシブデザインは取り入れるべきですが
全てが賄える万能の魔法の手法ではありません


外気温湿度両方が丁度いい時期って一年の中でほんの少しなんですよね
残りは自然との闘いと言って過言ではありません


美しくお得なイメージに踊らされることなく、
現実をシビアに見つめて下さい
快適で健康でいて、機嫌よくいられることこそ本当にお得なことです



夏はエアコン冷房一択!



大事なことなので大文字にして繰り返しました


次回に続きます








by enne009 | 2022-06-17 09:12 | エンネの仕事 | Comments(0)

身軽に暮らせる家を提案します。


by enne009
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