皆さん、おはようございます
今朝も秋晴れ、いいお天気です
東広島市の朝は10℃を下回っており、午前7時で6℃
日中が20℃超えのため、脱ぎ着が出来る衣服で調整しています
さて、広島市内某所の小さなお住まいでは
お客様に提案して実現したいことがいくつかありました
大きなところでは
予算の範囲内で最大限高性能にする(等級6取得)
グリーン化事業の補助金利用(何とかギリギリ間に合った)
認定住宅とする(グリーン化補助金の条件でもあった低炭素の認定取得)
細かいところでは
巾木や枠をやめる(ほぼ達成)
PB(プラスターボード)を使用しない(防火の認定のため外周だけ使用)
キッチンはオリジナルとする(無垢材で作りました)
外壁は”焼杉”採用(下地防水を強化しました)
細かい方の上から二つは
なきゃない方がいい、と常々考えていたことで
掃除がしやすい家を目指しているため
巾木にホコリが溜まる部分を極力減らしたかったこと
実現には無垢(ソリッド)素材を使用することで、木口を見せてもOKとしました
一部は床材との取り合いの関係でやむを得ず・・・
掃除機が壁に当たるから壁が傷む、という意見もありますが
ロボット掃除機がメインとするとそのリスクも大幅に減
PBを出来るだけ使いたくなかったのは
基本的に下地材であり、その他の意味があまりないんですよね
基準法をクリアするためにどうしても必要の場合はありますが
なので今回は、下地不要の内装材として間仕切り部分はPBを使用しませんでした
これらの実現に当たって
大工さん
家具屋さん
有難うございました!
何と言ってもお客様のご理解あってのこと、有難うございました
ここ何年かで、いくつかの有名工務店さんにお願いして見学させてもらい
(新潟ののS工務店様、鹿児島のS様、東京&軽井沢でS様、いずれも超が付く素晴らしい会社さん)
高性能、巾木なし、内装材の在り方、高性能の実現手法、床材簡略化・・・
たくさん勉強させて頂いたことが現場で活かされました
重ね重ね有難うございました
単に巾木やめたい、PB好きじゃない、ではなく
このブログでしつこく書いているように
大切なのは「コンセプト」です
何故そうするのか、それを採用には理由があり
こうしたいから、でなければなりません
うちの事務所の場合は「Less is More」実現が目的
掃除が楽・・・”短”時間で済む
経年変化ほぼなし素材で将来的なコスト負担”小”
キッチンはオリジナルで無垢素材・・・自分でアレンジ可能
とまあ、出来るだけお気楽に暮らして頂き続けるため
なきゃない方がいいものはなくしました
ただし、太陽光発電設置や高性能窓(APW430採用)
高断熱高気密のためにコストはかなり割いてもらっています
暮らしが始まってからこの家のメリットはより実感頂けると思います
それにしても、なっとく再生エネルギー(経済産業省)・・・
もっと迅速に手続きが出来ないのかなあ